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毎日は書けないだろうけど書けたら書こうと思います。備忘録としてとか言い訳しないのが目標です。

そもそもなんで

そもそもなんでこれ始めようと思ったのかといえば自分の思ってたこと考えていたことを書き留めとけば後から見たとき思い出として振り返れるからだ。

 

嘘だ。

 

オードリー若林正恭のエッセイを読んでいたら自分の角度でこんなようなこと書けんじゃねーかと思って始めたのだ。

 

まぁ嘘とは言い切れない部分はあるけれど最初の理由は全体の20%くらいしか占めてない。

 

オードリーのANNをここ数年聞いているのだがどうしても熱狂的なファンにはなれない。好きは好きなのだが。番組本買っちゃうくらい。

 

熱狂的なファンて女の人に多いんじゃないかと思う。女の人は感情を表に出すのが本当にうまい。ビートルズが初来日した時にパンツ投げた人いたらしいけど多分本当だろう。

 

熱狂的であれば演者としては嬉しい。良いリアクションされると気分も乗ってくる。学生時代舞台だったりライブだったりで人前に立ったけど舞台から客席はよく見える。従ってダイレクトにリアクションが伝わる。

 

母親がクリエイティブな仕事してたり妹が美術高校に通っていたり、父親が何年も趣味でベースをやっていたり、昔からやたら表現に囲まれた環境で生活している。

 

信じるか信じないかは勝手にしてほしいのだが小学生の時はLed ZeppelinのBlack Dog、BOØWYのマリオネット、L'Arc-en-CielのStay Awayなどのベースイントロで毎週日曜起こされていた。曲名もバンドも知らないけどベースラインは知ってるという謎の状態だった。

 

そういった影響もありロックミュージックには詳しい。中学の時にはニューウェーブにハマった。今でもおっさんと話してるとお前何歳だよとよく言われる。懐古主義なわけじゃないけど古いものの方がオリジナリティが強くて聴いてて楽しい。

 

そうだ音楽の話ついでに文句が言いたい。

 

中学のころニューウェーブにハマったと言ったが特にJapanというイギリスのバンドをよく聴いていた。はっきり言って暗くて内省的な歌詞なので中二感バリバリなのだが好きだった。今でもたまに聴いている。

 

このバンドはフレットレスベースをデビューしてからずっと使っていて弾き手はミック・カーンという。ミック・カーンのベースラインは変わっていてどこが切れ目なのかわかりづらい。フレットレスなこともありよりわかりづらい。しかし癖になり真似したくなる。もうこの世にいないが好きだ。今も好きだ。なんなら顔も好き。

 

そんな中学時代を過ごす中、個人的に衝撃的なニュースが流れた。なんとOKAMOTO'Sのハマ・オカモトが最近Japanを聞いていると公表した。

 

やりやがったなと思った。

 

ハマ・オカモトといえば当時は公表していなかったがダウンタウン浜田雅功の長男であり、ベース界(そんな世界があるか知らんが)の超新星であった。実際当時もOKAMOTO'Sは聴いてたし好きだった。ハマ・オカモトのベースはジャック・ブルースジョン・エントウィッスルのようなスタイルでなんならアルバム5枚分くらいパソコンに入っている。でもハマ・オカモトと言えばルーツはブラックミュージックであり、白人系のものには興味がないと勝手に思っていた。

 

完全に油断していた。

 

もうこれでいくらミック・カーンが好きと言ってもヒゲメガネ乳首が後ろからついてくる。ずっと前から好きだった!と言っても無駄だ。それが芸能人パワーというものだ。

少なくとも若い世代や同年代には明かせない。

 

OKAMOTO'S自体の知名度もそんな高くないからいらない心配かもしれないけどミック・カーンの名前を出した時にそこにつながる可能性があるならもう触れたくない。

 

とりあえず訴えたいのは有名人が音楽好き押し出すのは結構だけどもうちょっととっつきやすいポピュラーなやつにしとけよってことである。

 

結局Japan聴く人増えたのかな?聴いてみたけどよくわからなかったっていうのが大半だと思うんだけどハマ・オカモトから影響受けた人なんて。本気で好きなベーシストはパーシー・ジョーンズってことにしようかと悩んでいた。ハマのTwitterにお前はジャコパでも聴いとけタコって送ろうかと思っていた。

 

今思うとある種アイデンティティに近かったのだと思う。自分だけが知っている良いもの、かっこいいものが取り上げられたような気分だった。こんな10年近く前の些細なことを鮮明に覚えているのだから本気で怒っていたんだろう。自分の自意識過剰具合に驚く。

 

自意識過剰でプライドが高いのにそもそもなんで人前に立ったのか、こんなブログを始めたのかすごい恥ずかしい自惚れた理由だが自分が特別だと信じているからだ。名前も声質も独特だし唯一無二の要素が周りより揃っている。と思っている。根底にはそんな自意識がある。

だからやってみてダメな時に初めて平凡だと認識する。言ったでしょ馬鹿だって。馬鹿なんだよ本当に。